熊谷市籠原で給湯器を交換

ご依頼内容

給湯器が壊れたので交換してほしい。

12年くらい使っていて、ふろ自動のボタンを押すとエラーが出て途中で運転が止まってしまう。

子どもが自立したので性能を下げて安いものに買い替えたいが、何か問題があると困るのでどの給湯器が良いか選んでほしい。

施工内容

劣化して不具合が起きているガス給湯器の交換を担当しました。

2~3週間くらい前から調子が悪くなっており、ご連絡いただいた前日も、リモコンの電源のオンオフを10回以上繰り返してどうにか正常にお風呂を沸かすことが出来たそうです。

現場は埼玉県熊谷市籠原にあるマンションのベランダで、壁掛型の給湯器に配管カバーが取り付けられていました。

機種はノーリツのGT-2422SAWXで、号数変更がご希望のためGT-2060SAWX BLを交換機種に選定しています。

給湯器の設置場所がベランダの場合は本体や部材の搬出入に室内を横断しなければならないので、養生してから工事を開始します。

ベランダ自体は広さがあり作業スペースは十分、また基本の壁掛型ですので工事はスムーズでした。

まず止水栓とガス栓を閉めてから、本体に接続されている配管と配線を全て外します。

本体を壁に固定しているビスを緩め、ゆっくりと給湯器を降ろしたら新しい本体と入れ替えます。

今回は号数が変わりますがノーリツの壁掛型同士の交換なので、固定用の穴は再利用できました。

本体を壁に設置したら給水管と給湯管と追い焚き管、強化ガスホースと電源線とリモコン線を全て接続します。

配管が樹脂管で可動域がかなりあったので、簡単な補修だけで済み短時間で作業することができました。

ここでいったん外の作業を中断し、台所にてリモコンを交換。

更に浴室でもリモコンを付け替えていきます。

水とガスの供給を戻し、漏れが無いかを確認。

試運転にてシャワーや蛇口などからきちんと給湯できるか、自動お湯はりや追い焚きは問題なくできるかなどの動作を細かく確認します。

問題なくお湯が使えましたので、配管に保温材と化粧テープを巻き、配管カバーを取り付けて完工となります。

今回、色も形も変わらないため配管カバーは流用しており、費用を節約することができました。

依頼者様より

早く交換しなければ、と思いつつ無理矢理使っていましたが、これでやっとストレスなくお風呂に入ることができます。

費用面でも大満足です。

担当者より

こちらのご家庭では24号サイズの給湯器が使われていましたが、ご家族の同居人数に変更があったため号数を20号にダウンすることになりました。

給湯器選びにおいて、号数というのは重要なポイントです。

お湯の使用量や使用人数に対して号数が高すぎると、本体価格が高い、給湯器の能力が十分に発揮できない等のデメリットがあります。

反対に号数が低すぎた場合は、キッチンの洗い物と浴室のシャワーなど同時給湯でお湯が細くなる、冬場にお湯の勢いが低くなるなど使いづらさを感じるでしょう。

問題なくお使いいただくには、状況に合わせて適切な号数選びが重要ですね。

号数を変更する際、マンションやアパートなどの集合住宅では規約の関係で変更不可の場合もあるため注意が必要です。

オーナー様や管理会社に確認をとることをおすすめいたします。

また、戸建てにおいてもガスメーターの容量が低い場合は号数アップができないことがありますが、この場合はガス会社に依頼することで大きい容量のガスメーターに交換してもらえます。

号数以外にも、オートやフルオートなどの追い焚き機能、従来型と省エネタイプのエコジョーズ、壁掛型や据置型といった設置タイプなど、給湯器交換の際には注意しなければならないポイントが多いので、選び方が分からない・自分の家に合った製品を知りたい場合はお気軽にご相談くださいませ。